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2019年5月16日 歴史委員会5月度定例会議事録

2019年5月度定例会議事録
日時:令和元年5月16日 16:30~
場所:場所:建築資料研究社様 会議室C
住所:東京都豊島区池袋2-50-1
議題:「江戸期の庶民の生活、町人のエクステリア」について
参加者:須長、小沼、山澤、中澤
 
決定したこと
1.議題に沿った臨時庭園見学会を行います。
 
松尾芭蕉ゆかりの「関口芭蕉庵」を見学する。
日時:2019年6月19日(水) 13:00(昼食を済ませて集合)
集合場所:史跡「関口芭蕉庵」入り口前
〒112-0014 東京都文京区 関口2-11-3(TEL03-3941-1145)
都電荒川線早稲田駅より徒歩5分
東京メトロ有楽町線江戸川駅より徒歩11分
関口芭蕉庵(松尾芭蕉が神田上水工事に携わった場所。
江戸時代を代表する俳人松尾芭蕉(1644~1694)が、2度目の江戸入りの後、1677年から3年間この地に住んだ。当時、旧主筋の藤堂家が神田上水の改修工事を行っていて芭蕉はこれにたずさわり、工事現場か水番屋に住んだといわれる。後に芭蕉を慕う人々により「龍隠庵」という家を建てたが、これが現在の芭蕉庵につながる。「江戸名所図会」にもあり、当時の面影があるのではないか建物はその後焼失し現在のものは第2次大戦後の建築。
 
2.同日
「関口芭蕉庵」見学後、時間があれば周辺の施設「肥後細川庭園」「椿山荘」「大隈邸」を見学する
 
3.6月定例会6月10日(月)16:30です。(庭園見学会は臨時)
以下見学会の参考資料
①肥後細川庭園:肥後細川庭園のある一帯は江戸時代は熊本藩主細川家の下屋敷であり、明治からは旧藩主細川家の本邸となった。肥後細川庭園はその庭園跡で、現在は区立公園となっている。
建物は、学問所として20年頃建てられた松聲閣が残る。
松聲閣は、大正時代に改修2016年再整備。
他「池泉庭園」永青文庫等
東京都文京区目白台1-1-2(TEL03-3941-2010)
 
旧肥後細川邸 松聲閣 表庭
 
③椿山荘(ホテルなので記述を避けます)
明治の元勲である山縣有朋が私財を投じて作り上げた庭園。ホテルのすぐ横に広がる森のような庭園には地下150mからの水を汲み上げた豊かな小川が流れ樹齢約500年のご神木や室町時代末期の作と言われる三重塔、守護神の神社などが建つ
 
④大隈庭園
大隈邸の竣工した明治20年に庭園も完成したと思われている。
旧来からあったものを改造したのであるが、芝生を広く取り入れ遠景に築山と池を配しています。大正11年に大隈重信の没後、その遺志によって早稲田大学に寄附され、大隈会館の庭園として活用されました。戦災で全壊に近い被害を受けたが、戦後復旧されました。明治43年に『名園五十種』という本に紹介された大隈庭園の記事によると、庭には山や谷があり、泉水も塔もあり極めて曲折の多い名園で、まず邸宅裏の菊園を通って露地門を入ると、樫や檜が枝を交錯させ、小砂利を敷いた幅広い小径が小山のような森へと続く。東京都新宿区戸塚町1-104
 
 
上から見た大隈庭園